|

2005/02/11

ドイツ車の最新モデルあれこれ

「Mercedes-Benz=メルセデス・ベンツ」
2006年型となる次期Sクラス(W221)については以前に書いたのですが、こうなります。
デザインはキープコンセプト、全体的にはシャープなイメージで個人的にはかなり好きになりそうです。リアトランクのオーバーハングが短く厚いところは先代SクラスのW140に似た懐かしい雰囲気もありますね。わたしのマンションには現行型CLクラスとSクラスが1台ずつ置いてあるのですが、2005年モデルへのマイナーチェンジが巧みなおかげで古さを感じさせず現役バリバリといった感じです。

→角度の違う新型Sクラス画像

→またまた違う画像(ロシアのサイト。げっ;)

→おまけ画像。新型CLクラス(C215)の画像つき。その1その2

「BMW」
2006年型BMW7シリーズの画像がようやく登場!→こちら
おっ、奇抜なデザインへの修正と見るべきなのか、多少アクが抜けたかのような秀逸デザイン。どうやらセダン系は次期3シリーズのスタイルを踏襲していく様子です。ところが・・・リアデザインはこれなに!?現行モデルのコンビネーションランプに3シリーズ風のランプを追加したかのようなちぐはぐな印象!いや、ちぐはぐに見えるのはまたもや登場直後だけで、見慣れればどうってことはないと思っているのでしょうか?どう考えてももう少し別の処理の仕方があったように感じるのですが・・・。BMWの先進性は認めますが、毎度毎度とまどいを感じるのはわたしだけではないはず。

→BMW M3(E90)最新のE90型M3の画像がお目見えです。どこからどう見てもM3アイデンティティがほとばしる新デザインですが、リアデザインは新型になってややファニーな顔つきのような気がいたします。でもよく見ると4ドアなのがなぜ?ページの真ん中あたりにM4と書かれた横からの画像がありますが、確かM4モデルの計画はなくなったはずですから、これはM3の2ドアタイプだと思います。ということは、2ドアと4ドアの2本立てなのでしょうか?

「Audi=アウディ」
コンセプトモデルではありますが、Allroad Quattro=オールロード・クワトロがこちら
アウディらしく、計算され尽くしたような隙のないデザイン、繊細で知的なイメージ。ですが!わたしは最近のアウディ・デザインがあまり好きではありません。期待が持てるとしたら次期TTQ7ぐらいで、現行型A6もA4もA3も、あの面白みのないデザインと、イヤミな部分を集約したかに思えるシングルフレームグリルがすごくバランスが悪いような気がします。先代A6のオーナーとしては、アウディ人気がもっと盛り上がって認知度が向上してほしい気持ちなのですが、洗練されたデザインの割にベンツやBMWに対して人気度ではまだまだの様子ですね。

「番外編・Bentley=ベントレー」
ご存じイギリス車の皮をかぶったドイツ車ということで(VWグループ)取り上げてみました。ニューモデルのContinental Flying Spur=コンチネンタル・フライング・スパーです。あれ?これってどこかで見た気が・・・そう、わたしのサイトの一番上にあるContinental GTのセダン版、いやセダンと言っては安っぽいですね、イギリス風にサルーンと呼ぶべきでしょうか。前も後ろも全く同じデザインを4ドアサルーンに貼り付けたと言うわけです。ベントレーにはArnage=アルナージというそれはそれは立派な4ドアサルーンがあるのですが、よっぽどContinental GTのデザインがバカ受けしたのでしょう、あのデザインで4ドアをつくってちょーだいというリクエストが山ほどあったのに違いありません。2005年春頃発売予定で価格は2000万円強。2000万とはため息の出る金額ですが、これでもベントレーの廉価版サルーンなのですよ、まったく。

補足:Continental GTのセンターコンソールにはBreitling=ブライトリングのシンプルな時計が収まっていることは時計ファンならごぞんじかもしれません。Jaeger-LeCoultre=ジャガー・ルクルトとアストンマーチンのコラボは良いカップリングだと思いますが、BentleyとBreitlingですと超高級車という観点からはやや違和感があるのですが。ブライトリングは特注でなければどれも安いですからね。
以前書いたのですが、わたしの住んでいるマンションには黒のコンチネンタルGTが置いてあります。まぁ、一種異様なほどの存在感でして、隣に置いてあるブラバス・ベンツが控えめに思えるほどです。コンチネンタルGTのスペックについては、浮世離れしすぎてかあまり知られていないと思うのですが、前後輪駆動率50:50のフルタイム4WDであり、KKKのツインターボで560psもの出力を叩きだす、これはまさにスーパーモンスターです。ベントレーという伝統ブランドの裏に隠されたVWの最新テクノロジー、恐るべし!
それから、超高級車のイメージとしてセルシオのように静かでジェントリーな走りを想像されるかもしれませんが、我が家の駐車場に出入りするときのベントレーのサウンドはただ者ではありません。真っ暗な夜道でも、50メートルぐらい離れたところから音で判別できる(本当)、「グルグルグル」という地の底からわき上がるようなGTサウンドです。

→新型Sクラス続報・・・新ネタあり!

→Homeへ戻る