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2005/01/14

偽造紙幣で逮捕・最悪の子供達

 偽造の手口―現代犯罪の実情 最近、高校生が偽造紙幣を使って逮捕されるケースが頻発していますね。万引きするよりも気軽な気持ちでやったのかもしれませんが、まさか一生を棒に振るような重罪だったとは夢にも思っていなかったことでしょう。田舎の高校生が、偽造一万円札を友達にみせびらかし、コンビニで肉まんを食べて懲役刑になるなど、本当に惨めな人生です。

思うのは、確かに彼らはホームラン級の大バカですが、こういうことをしたときにどれほどの悲惨な結末を刈りとることになるか、親が教えていないからですよね。そういう意味ではものすごくかわいそうです。彼らは、たいした罪の意識もないまま、自分が何をしているのかもわからないままに殺人に匹敵する重罪を犯してしまったわけですから。ミニスカ・茶髪・ルーズソックスで、無敵の高校生活を送っていた女子高生、今頃留置所の枕を滝のような涙でぬらしていることでしょう。

一方、大人でこれをやってしまう人は、相当追い込まれている人でしょうね。捕まる可能性の高い偽造をやるほどせっぱ詰まっているということです。ということは、これからもっとこの種の犯罪は急増するかもしれません。

偽造通貨行使は「国家反逆罪」に等しい罪です。北ちょ・・・あ、いや、ある国が国家ぐるみで作ったといわれる超精密偽札「スーパーK」のように、偽札が度を過ぎて流通するとインフレが発生し、経済のバランスが崩れるという国家レベルの混乱が生じるわけですし、そもそも国家の力を象徴する通貨に対する信頼が損なわれると、国の威信にもかかわるでしょう。「おまえ、肉まんを食べるために、日本の国家に立ち向かって、バレたら懲役食らうとしても偽札作る勇気あるのか?」ということを親がわからせてあげるべきだったのでしょう。まぁ、こういうことはわざわざ教えることではなく、日々の家族の会話の中で培われる概念なのですが。

ってことで、未成年の偽造紙幣使用者は、刑期を親と半分ずつ分け合うってことでどうでしょうか。一緒に刑務所に入れてあげて、「○○ちゃん、罪を犯すとこんなに大変なことになるんだよ、今日もお互いつらいねぇ」って、親子共々良い教訓になるのでは?

世間のお父さん、お母さん、あなたの子供達が肉まんのために刑務所に入らないよう、日頃から常識ってものを教えておいてください。ちなみに大人の場合、偽造通貨を偽造しただけでも懲役5年は覚悟してください。

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