|

2005/07/25

AUDI ニューモデル発進!

アバンギャルドさを前面に出したいが、どうしてもデザインに上品さがにじみ出てしまう優等生タイプのアウディですが、結構がんばって考えたであろうシングルフレームグリルもようやく見慣れてきてすっかり新しいアイコンとして認知されたと言ってよいと思います。しかしこのシングルフレームグリル、デザインのバリエーションが増えるという意味では今後他社モデルでも検討される可能性があるのでは。そのうち、「アウディのグリルはアウディらしく特徴がないねぇ」なんて話になったりして!?

さて、そんなアウディさんですが今後注目のモデルが目白押し!特にオールロードクワトロ、Q7、Q5、そしてまだ姿の見えないTTなんてものすごく楽しみですね。オールロードクワトロについて最新情報が出ましたので、2006年半ばにデビューと言われるこのモデルの画像を見てください。

→アウディ・オールロードクワトロ

→Q7 もう1つ

→Q5スパイショット
Q5の画像ですが、これかなりかっこいいですね。人気爆発間違いなしですよ。でもやっぱりアウディって本当にELITEな雰囲気を出していますよね。デザイン秀逸!

あぁ、はやく2006年デビューの新型TTを早くみたいです。今後もアウディのニューモデル、目が離せませんよ。

→Homeへ戻る

|

2005/07/15

ケチだから金持ちなのだ

最近、いきつけの蕎麦屋で社長と日本酒を飲んでおりましたら、隣に6人の客が来て飲み始めました。1人は40~50代で最近ではめずらしいというかちとへんに思える水色のスーツを着ておりまして、こぎれいな身なり、ほかの5人は20代~40代のあきらかにサラリーマン風の人たちです。
座った位置が真正面だったのと、水色スーツが目立ったもので興味津々丸で見ていますと、水色は「オレがさぁ、香港で食べたものはどうのこうの」とか、「フランスっていったらやっぱりどうだのこうだの」と言って自慢ばかりしているのです。どうやら水色が社長でほかの5人は社員なのですね。2時間ほど一人でべらべらしゃべって社員に「おまえもなぁ、出世したかったら旨いもん食えよ!」などと講釈をたれ、食べ物も飲み物も自分で注文しておきながら・・・なんと会計は割り勘なのです!

んなあほな!

聞けば、宝石店の社長でしこたま金を持っているそうじゃありませんか。持っているなら社員にはおごってやれよ、割り勘にするならみんなに好きなものを注文させろよ、そして偉そうに講釈たれるのやめろよなぁ、みんな退屈そうに小さくなってメシ食ってるの、わかんないのかよ~;まぁ、こんなどケチだから金も貯まって一人いい思いをするのでしょうが、これはケチな金持ちの最悪の例です。

最近ものすごく腹の立ったことがありまして、私の友人には億万長者が何人もおります(キッパリ)。そういう人種とのつきあいは他人に言わせれば「ドラマの世界みたいなことってあるんだねぇ」ということになるのですが、現実には・・・んー華やかですかねぇ。「ヒルズ族」なんていう言葉がありますが、そんな感じでしょうか。金持ちが集まって高級ワインやシャンパンを飲み、女性をはべらすのはうらやましく見えるかもしれませんね。ただ、華やかには見えてもそれが幸せだという感覚も、特別だという気持ちもないですね。結局は当たり前になってしまいますよね。意外と、しょぼくれた居酒屋で枝豆食べながら「ん~しあわせだねぇ」とビールを飲んで語り合っているほうが良かったりして。

で、何に腹を立てたかと言いますと、知り合いが仕事の話をしていて、うまくいけばコイツらに乗っかって金を引っ張れないかなぁとずっとたくらんでいた様子でした。というか、金持ち集団と一緒になるとみんな目にドルマークが書いてあるのがわかります。で、「あいつには気をつけた方がいいよ」と忠告していたのですが、いろいろ話をしているうちに「金持ちなんだから、ケチケチすんじゃねーよ」みたいなことを言ったのです。

でも、考えてみましょうよ、金持ちには当然知り合いが多いです。儲けている分、人との関わりが濃くなって、たくさんの人に金のかかる義理を返さなければなりません。億万の金を持っているから数十万、数百万なんて屁みたいなもんじゃないか、と思っても、数十万や数百万を数十人に世話していたらそれだけで数百万、数千万になってしまうわけです。つまり、金持ちはやっぱりケチで、使うところには使うが使わないところには1円でもいやだということを認識してあげないとかわいそうですね。そして、本人たちも大変でしょうが、一緒にいるわたしたちもそういうところをみていて心配になりますし、楽しくつきあうことが難しくなります。それから、そいつが稼いだ金というのはそいつの人生そのものですから、金を持っているから金を回せというような与太話は、たかられる方の金持ちにとっては人生を妨害されるようなものでたいがい迷惑なものです。

金持ちなのにケチ、なのではなく、ケチだから金持ちなのだ。

よく言われますが、「金持ちは孤独だ」という言葉は本当に真実だと思います。上に書いたとおり度を過ぎた金持ちと一緒だと周りにいる人間が本当にみんな人格が変わってしまって金の話しかしなくなるんですよね。悲しいなぁ。ただ、唯一の救いがあるとすれば家族だと思いますね。家族が好きな金持ちは奥さんや子供たちがやすらぎになっているようです。みなさん、ぜひ億万の金をつかむチャンスがあったら、家族だけは大切にしましょう。最後に守ってくれるものは家族しかいないんですからねぇ。

→Homeへ戻る

|

2005/07/11

FXで儲けられない理由

ボーナスシーズンだけあって、わたしの周りでもちょっとした小遣い稼ぎに株か為替にでも手を出してみるか、という友人がおりまして、相変わらず「株か為替やろうと思うんだけど、儲かるかな?」という超単純な質問を浴びせられてうんざりの毎日です。

以前、儲けるなら「為替より株」と書いたとおり、どちらかを選ぶとしたら間違いなく株をおすすめします。ネット証券会社もよりどりみどり、効果的な分析ツールやチャートもじゅうぶんに提供されています。また、たくさんの株式取引指南書も売られていて、勉強するには事欠きません。一方、為替の方はタイトルにもありますように、しっかり儲けることは相当難しいです。特に回転を効かせたデイトレなら超人的な技術と膨大な時間がかかることでしょう。

これには実は単純な理由がありまして、たとえばわたしが以前利用していた外為どっとコムなどは、ドル円ならスプレッドは4銭、1万単位で手数料に片道1,000円かかります。ところが、これが大きな落とし穴でして、スプレッドが4銭に往復2,000円(日をまたぐ場合)ということは、ロングポジションの場合買った値段から実質24銭上がらないと儲けになりません。当然ショートになりますと、翌日以降はマイナス利息がつきますので1日1日と利益が減っていきます。つまり、予想どおりの方向へマーケットが向かう確率が5割なら、トントンではなく手数料分損する(=はじめから予想の方向へ向けたハンディキャップがある)と思って良いでしょう。しかし、今のマーケットでは激しい上下動はだんだん少なくなるばかり。これほどボラティリティが低いと、方向性をズバリ当ててもスプレッド分さえカバーするのも初心者には難しいはずです。そんなわけで、多少の上下で回転売買をするよりは、中長期トレンドを重視して細かい上下は無視し、数日~10日間からそれ以上のスパンで為替差益を狙うやり方のほうがはるかに利益を生むと思います。←現実問題としてどうか、という話なのでデイトレで稼げるプロフェッショナルの話や、理想的にやれば「できるはずだ!」というような想像上の話ではありませんので念のため。そりゃぁ、頭に描いた理想通り売り買いすれば誰だって儲かりますが、実戦でそうはいかないのが現実社会ですから。

それから、この手数料地獄を回避するためには、やはり手数料の安い会社を選ぶことが基本中の基本でしょう。今ならたとえば期間限定で某証券会社がやっている片道250円(1万通貨)キャンペーンなどに乗っかるほうが賢明です。本来、感覚的にはドル円1万単位なら300円~500円が妥当な金額だと思いますがねぇ。ちなみに、外為どっとコムさんのIPからわたしのBlogをよく見に来られているようでして、検索ワードはだいたいが「ベンツ Sクラス 新型」。こりゃかなり儲かってるな。。。

元に戻りますが、手数料の安さがガツンと効果をもたらすのは損切りの場面です。なぜなら、上に書いたようにスプレッド+手数料分までマーケットが動くときは手数料が10倍であろうが同じです(つまりプラスマイナス0円)。しかし、反対に動いた場合には手数料がもろに損失に乗っかってくるわけで、手数料が安ければ損切りの踏ん切りがつきやすくなって収益のバランスが良くなるはずです。

かなりがんばっても儲かりにくい最大の原因は手数料だ!

※しかし、今や東京市場のボラティリティを見るとほとんど屍状態です。ドル円が前場でたった15銭ほどしか動かないことも珍しくない状態では元本1,000万突っ込んでもデイトレで儲けを出すのは奇跡ですよ。15銭。。。100万円分レバレッジ10倍でポジションつくり、奇跡的に一番下で買って、一番上まで待っても前場の儲けはたったの1,000円(手数料分10銭、スプレッド分4銭で14銭、差し引き1銭の儲け)。同じ法則で1千万投資して東京市場の前場で1万円しか儲からないということです。株式投資でこれはありえないですよ。そう思うと、「株では儲からないから為替をはじめよう」という人は、おそらく為替をはじめても90パーセント損をするでしょうね。いや、99パーセント損するといっても過言ではないと思います。

→Homeへ戻る

|

2005/07/09

借りたら返せ

以前に書いたことのある、金を借りて逃げた元代議士秘書の件ですが、後日談。

人のお金は「借りたら返せ」。これは当たり前のことなのですが、こんな理屈をなんとも思わないような非常識な悪人がたくさんいるわけで、裏の世界は常にだましだまされ本当に大変です。ある夜、仕事が終わって家に帰ろうかと9時頃に駅に向かっていたところ、友達から電話があって「今から飲もうよ」ということで急遽行きつけのバーに行くことに。すると飲みながら話しているときに、ひょんなことからその元秘書の「I」という人物の名前が出ましたので「あれ?もしかして最近破産したって知ってる?」と聞きましたら「うん、知ってるよ、けど破産する前に手数料を引いて現金で2億円持って行ったぐらいだから、破産してからもたんまり金を持って豪邸に住んで好きなようにやってるよ」と言うのです。「はぁ?おまえが?うそだろ?あの男さ、あれだけヤバイ筋から資金引っ張ってたのに消されるんじゃない?」と驚きを隠せないでいると、「そんなうまくいかないってば、そのへんはしっかりしてて自分でプライベートSPを2人も雇ってるからなぁ」という驚愕の事実・・・。しかもわたしたちが飲みに行くような地域にもたびたび遊びに出ているとのこと。

実は、わたしの会社のスポンサーがその男に2億円を貸したのですがそのままドロン、上記の通り破産する旨弁護士から通知があるまで一切消息がつかめなかったのです。まぁ、それは私たちには関係がないことなので関わる必要はないのですが、近いうちにまとまった資金を借りる段取りをしてもらったこともあり、おみやげ代わりの情報としてそれとなくリークしてみました。もちろん早速携帯に連絡があり、「○○さんに迷惑がかかってはいけないので、どこまで聞いていいのか難しいんだけど、情報源のヒントでもよいから教えてほしいなぁ」とのこと。「教えてもらえなくてもおそらく身柄は確保できるだろうが、あいつが女と酒に飢えてちょろちょろ姿を現すまで待つことになるから」という話でした。

※この話があってから前述の金主、管財人に「これこれこういうネタはつかんでるんだ、合法的になんとかならんなら・・・」と言ったとか。管財人曰く「いやいや、事情はみんなわかってるんですが・・・」としぶーいお顔で「とにかく非合法なことはやってもらっちゃ困る」と大まじめに返答。最後は「なにいってんだ、わたしはなにもせんよ、わたしはね」という宣言だったようでして、これぞ裏社会ってもんです。

んー、「I」さん、まさかあり得ない話だけどもしこの内容を読んだら、わたしからの最後の憐れみですからどこか遠くへ行って二度と戻らないほうがよいですよ。本当に大阪湾に埋められるか、魚のえさにされてしまいますから。

→Homeへ戻る