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2004/12/26

関西人はせっかちだというが

先日、JR東日本管内で、電車のドアに男性の服を挟んだのに気づかないまま発車してしまい、プラットフォームから線路に転落して大けがを負ったというニュースがありました。まったく、よくケガですんだものです。

JR東日本さんにははっきり言っておきたいのですが、東京のJRマンはレベルが低いです。何が低いって、東京は確かに人が多くいつも混雑していることは認めましょう。それでも、大事故につながるようないい加減な対応が非常に多く見られます。よく腹が立つのが、電車が駅に着きました、ドアが開きました、降りる人たちのために一旦外に出ました、もう一度乗ろうとしました、みんなまだ乗りかけているのに平気でドアを閉めてしまいました、それも入ろうとした鼻先で、ってかんじです。これは私がやられたのではなく、のんびりしたひとがやられるのを見るだけなのですが。あれ、車掌なり駅員は誰も乗り降りする人のことを見ていないんでしょうね。今書いたように、人が多いから気づきにくいのは確かです。ですが、一日の内に死ぬほど電車の乗り降りを繰り返す私のような人間は結構同じ光景を見ているのではないでしょうか。実際、今回のような事故が起きたと聞くと、「そりゃ起きても仕方ないだろうよ、ふっ」と思ってしまいます。

一方、関西人はせっかちなはずなのに、大阪や京都でJRに乗るときにはいつも感心します。数秒の範囲内なら、乗ろうとしている人をちゃんと見てくれていて、ちゃんと乗り切るまでドアを開けてくれるからです。もっとも親切なのは京都市営地下鉄です。彼らが鼻先でドアを閉めたことなど、一度も見たことはありません。ちなみに、以前北海道に行ったときには「弁当を買い忘れたんですが、もう出ますよね?」とJRの車掌さんに聞いたところ、「ああ、出ますけどあと3分ぐらいなら待っていますから、買ってきてください」と言われて感動した経験があります。
今日は、友達の女の子と待ち合わせをし、タクシーでランチを食べに言った帰りにめずらしく地下鉄に乗ったのですが、お父さんが小さな子供を抱いてホームから運転席を見ていました。発車する際、子供が手を振ると運転手さんも小さく手を振り替えしていて、なーんだかほのぼのしちゃいましたね。京都市営地下鉄のみなさん、あなたたちはエライ!

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