ゼニスもいい、確かにいい!
時計を買おう買おうと思いながら忙しくてなかなか見に行く暇がなく、買い物リストの最上段にあるジャガー・ルクルトのマスターコンプレッサーについてもいまだ購入に至っておりません。わたしにとってはほしい物を買うことを躊躇することなどとても珍しいので、ちょっとは大人になったのかなぁ、と自分を納得させてみたりしているわけです(というか車の購入資金がどかっと出ていくため資金の目減りを気にしている小心者です)。さて、つい先日も「えぇーっと、まさか知らない間にルクルトの新作が出ているなんてことはないだろうなぁ」と思いつつ時計雑誌を買って新幹線で読んでいましたら、ZENITH=ゼニスのエル・プリメロを搭載した「グランドポートロワイヤル・オープンエルプリメロ」というやたら長ったらしい名前の時計が載っていました。ん~これはカクイー!エルプリメロには夢がある!時計店で頂いた本には「エルプリメロは小宇宙である」と書いてありました。小宇宙とまで語られる名機を自分のものにできるなら当然買う価値もあるでしょう。
そんなある日の昼過ぎから銀行で商談があったのですが、それまでに少しの時間があったので近くにある某有名時計店にゼニスを見に行って参りました。値段は93万円強で、雑誌で見たときはラバーストラップだったのですが展示品はクロコダイルストラップのモデルであり、どでかいスクエアフェイスに黒のインデックスがものすごい迫力を醸し出しています。そして大きな特長である、四角い窓から見えるムーブメントがチョロチョロ動く様も何とも言えず、いっぺんに好きになりました。←少し付け足しますが、ささやかに動く程度でそれほど大きなインパクトはありません。ラバーストラップとクロコのモデルは同じ金額らしいので、クロコのモデルを買っておいてラバーベルトを部品買いするのが賢い買い方のようです。・・・と説明を聞いた時点で商談の待ち合わせ時間がぎりぎりに迫ってきたため走って銀行に向かいました。銀行の担当者はわたしが来ないのであせって会社に電話したらしいですが、遅刻したわけではないのでなにをせっかちなことをやってんだ、とちょっと頭に来ちゃいました。まぁ、商談は完璧にうまくいきましたので銀行様々なんですけどもね。
うーーーん、ゼニスは確かに素晴らしいのですが、願わくば「銭っす、やっぱ銭っすよ」という言葉を連想してしまう(そんな自分がイヤ)名前ではなくもう少し時計職人らしい名前だったらよかったのになぁと思います。いっそのこと、「ゼニス」はやめて「エル・プリメロ」ってブランド名にするのはいかがでしょうか。ルクルトか、ゼニスか、これは非常に悩ましい選択です。どうしよう。
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