全員・・・死刑の方向でひとつよろしく
最近では良心の国日本でも、官公庁の腐敗ぶりがマスコミに頻繁に取り上げられるようになっています。当然今に始まったことではなく、昔はある意味もっとなぁなぁであったのでしょうが、国民全体のモラル低下とともに手口も悪質になっており、それは警察だけでなくありとあらゆる役所組織で堂々とまかり通っています。中小企業の経営者ならみなさん経験がおありだと思うのですが、消費税や社会保険の未納のため、税務署など役所からガンガンに締め付けられている会社はたくさんあります。昨今の厳しい経営環境では、消費税さえ余裕を持って払えないところがものすごく多いのではないでしょうか。それは経営努力が足りないからだ、と経営を知らない方々は思われるでしょうが、現実はとても厳しいのです。
さて、そんな中現金で払えないから小切手で納めたことによって、厳しい取り立てで会社がどんどんつぶれていると聞かれたら、信じられますか?しかも、経営難につけ込み、支払いに充てた小切手を役所の人間が自分たちの裏金作りのために流用しているとしたらどうでしょうか。実は最近知り合いの会社が社会保険事務所が回した小切手で不渡りを出しました。倒産する前から「社会保険事務所のやり方がどうもおかしい」と聞いていたので、不渡りで片目をつぶったあと(1度目の不渡り)頼まれて調べてみましたら、細かい説明は省きますがどうやら組織ぐるみで小切手を流用した痕跡がありました(担当者の大○木さん、そう、あんたのことだ)。しかも担当者が預かった小切手をもって銀行の窓口まで何度も行き来するなど、資金繰りのため工作しているとしか思えない状況が多々あったようです。※役所の人間が特定の企業の小切手を鞄に入れて外をうろうろするなど通常はありえません。また、振りだした銀行まで直接行くようなことがあると、預金不足であった場合に即不渡りになりますので、先付け小切手を切ってあと1日余裕をみていた会社にしたら飛び上がるほどびっくりするはずです。正当な商行為(手続き?)としては違法なところはみあたりませんし、小切手を振り出したのだからまわされて当然といえば当然なのですが、商売人にしたら生死にかかわる問題ですし、以前からそうだったならともかく、ある時期からそこの社会保険事務所だけがあっちこちでそういうことをしているという噂がたっており、尋常ではありません。そう、他の会社でも全く同じようなあやしい工作をしていて、ほかにも延滞料の計算をインチキしてみたり、1社ごとの金額はたかが知れているかもしれませんが、裏工作の規模は少なく見積もって数千万、もしかしたら数億規模になるのではと思っています。何と言っても小切手ですから、最強の武器はバレそうになったら強硬手段でいきなり銀行にまわし、倒産させるという手があります。わたしの知り合いの会社がこのパターンですね。突然銀行から「残高不足ですけど~あぁん?」と連絡が来たので、すぐに役所に電話して依頼返却を頼んだそうですが、「担当者がいないからそっちでなんとかして」と突っぱねられた結果、不渡りを出したとのこと。※この件、後日顧問契約をしている税理士事務所に書類をそろえて相談してみましたら、すでにそのような噂があることを知っていました。なんという・・・;
ほかにも、私の会社に警察から連絡があり、「所轄の労働基準監督署の××ほか数人が組織ぐるみで横領を行っていたので捜査に協力していただきたい」と言われるなど(実際協力した)、役人の腐敗ぶりはすでに私たちの生活に密着しまくりです。テレビに出ているのはまさに氷山の一角、正直者が馬鹿を見るとは思いませんが、悪人だけが得をするような世の中にはなってほしくないと思いますね。いや、実はもうすでに遅いのですがね。とりあえずこんな腐敗した奴ら、希望としては全員死刑の方向で~あ、無理ですか?
個人的に言いますと、役所勤めにもそれなりのつらさはあると思うのですね。彼らは生業=いわゆるビジネスを知らない人たちばかりですから、生活の安定度は中小企業の10倍あるとしても大きく稼ぐことはできませんし、退職までとにかく歯車のように毎日ぐるぐる同じところを回り続けるだけです。ちょっと欲を出してしまう気持ちはわからなくはないです。ただ・・・物事には限度ってものがありますよね?彼らが小遣い稼ぎと呼ぶには大きすぎるほどの裏金を回すことによって、搾り取ったところの経営者や従業員や家族は悲惨な思いをしているわけです。そういうことを考えられないのは、やっぱり生きている資格のない本物の鬼畜だと思いますが。
→Homeへ戻る
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home