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2004/11/30

年末の泥棒にはご用心!・・・を体験

先日、わたしの彼女の家に泥棒が入り、ありとあらゆる金目のものが盗られました。不幸中の幸いというもので、買ったばかりのカルティエの時計、もらったばかりの給料袋はたまたま置いていませんでしたので、かろうじて救いになったようです。

夜 中の2時頃に携帯に電話があり、「ねぇ、家のドアの鍵が開いてる。。。誰かいるみたい。。。こわいよぉ~あれ?うわ!あぁぁぁ、うそぉ、えぇぇぇ、め ちゃくちゃになってる!うそぉ、えぇ?そんなのひどい!」と完全にパニックになっていた彼女。よく聞くと、部屋の中の全ての引き出しは中身がぶちまけら れ、ディオール・エルメス・ヴィトンのバッグ数十万円分、全ての貴金属類、そしてなぜか給料明細が無くなっていましたとのこと。先週買った時計をその日に 初めてつけていったそうで、給料ももらったまま銀行に預ける時間が無くて何日もかばんに入れていたので助かったと言います。そして、警察に電話するからと 言うので電話を待っていましたら、すぐに電話がありました。
「ねぇ、警察に電話したのに「番号をお確かめください」って言われるんだけど、どうなってるの?」
「はぁ?んなわけないだろ。何番にかけた?」と聞きましたら、
「え? 100番」っておい!ダスキンじゃないんだからひゃくばんって誰が覚えるんだよ!と言いながら、電話を切って私から警察に事情を話しました。そうし ましたら、警察官が4人もやってきて「あ~中国人の窃盗団だな、これは。」といったそう。日本人の泥棒が昔からやるように、引き出しを下から開けていくな どと言う生やさしいものではなく、中国人の場合、義理も人情もなく全ての荷物をめちゃくちゃに破壊して出て行くのだとか。しかし、警察官が「中国人」なん て被害者に断定してしまっていいものですかね?彼ら警察官、彼女に職業を聞き、「へぇ、どこの店?」と言ってラウンジの名刺を受け取り、「今度店にいく よ。」とも言ったそうで、いやいや、何といったらいいのか、警察官もすっかり現代人化してしまったようです。
わたしが慌てて車を取りに行き、1時 間半かかる彼女の家に向かう間に、警察官が彼女に言ったのは「信じられないかも知れないけど、一回入られるとまた同じ 家に入るケースがあるから、用心してほしい。顔を見られた家の人は殺すつもりで来ることもあるから、マンションに防犯のことを相談したほうがいい。」とい うことで、そんなことを聞いてしまったら恐ろしくて住み続けられるはずもなく、次の日から新居探しが始まったのでした。

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2004/11/19

Gmailアカウントをゲット

もう巷ではみんなもっていて、別に珍しいことでも何でもないんですが、GmailのInviteを受けまして、アカウントを作成。アカウント名も一番のお気に入りが余裕のAvailable。
で、「やったぁ~、1GBバンザイ!」
と喜んでいて、ふと気づいたのですが、わたくし、すでにYahooメールで2GBのアカウントがあるんですよ。なにをいまさらGmailで喜んでいるのかとお馬鹿さんな自分に突っ込んでしまいました。 ですが、まぁ、なんでも体験しなければわかりませんから、しばらく使用してみたいと思っております。ちなみに、初日にテストしたところ、どんなにうまくやっても添付ファイルが送信ミスで帰ってきます。ヘルプなんか読みあさったのですがね。お蔵入りの可能性、ありだな、こりゃ。
今更ながらですが、インヴィテーションの必要な方がいらっしゃったらコメントかメールを。

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2004/11/18

幸せをかみしめる予告

いよいよ12月がやってきました。夢にまで見た幸せの12月・・・。
いいことがたくさんあります。最高に幸せなのは、銀行から借りていた300万円のローンの返済が終わること。金利を考えると一括返済したほうが良いのはわかるのですが、いざというときのお金はなるべくたくさん置いておきたいし、どうしようかなぁ~と思いながら2年で完済。これは株の代金だったのですが、知り合い共々詐欺にやられて全額パクられました(涙;しかしそれももうすぐ終わり。毎月振り込む十ン万円以上のお金が浮けば、貯金のことは考えずに毎月遊べるぞ~♪うひゃひゃ~
それから、実家の隣に買ったマンションのローンも年末に完済。この際、今の賃貸マンションを出て、家に引っ越すかな?会社がめちゃくちゃ遠くなるからかなり大変なんだけど。親の目が光っているところもやだしなー;
とにかく、わたしの最高の幸せが、ついに今年中に訪れるのです!今までと比べて、月の予算が25万円増えるじゃないですか。貯金の予算は別に取ってあるので、気兼ねすることはないし。さぁ、何を買おうかな~っと。とりあえず、12月は彼女たちにプレゼントを買いそろえ、クリスマスのホテルを順番に予約し、ルクルトの時計は来年春までとっておくとして、Bell&Rossのクロノグラフでも買うか!あー、楽しみだ!生きていることを実感するために、買い物買い物!
そういえば、来月は交詢ビルのよねむらで会食、クリスマスは大好きな神戸の隠れ家のようなフレンチレストランでディナー、26日は友人の女性歌手を知り合いのフレンチの店に招いて、ディナーショーを開催予定、友人達を着々と招待中。まぁ、これも楽しみと言っちゃぁ楽しみかも。おっと、大宴会をする前にダイエットしておかなくては。年末は思いっきり楽しんで、来年はもっとハジけよう!

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2004/11/15

Start my 1st Blog

ITmediaに載っていたリンクをたどるうち、なぜかBlog開始へ。
しょうもない話ばかりでもうしわけないですが、世の中の99パーセントの人たちが経験できないような修羅場をくぐってきた自負があります。危険な情報もありますが、Blog上で語ります。あ、Confidential talkじゃなくてPublic talkになっちゃいますね。

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2004/11/11

恐怖の病院体験

いやー、すっかり運動不足でどうにもこうにも体がたるんで仕方ない今日この頃です。健全な体について語る資格はどう考えてもないような気がするのですが、体も心も、いつまでも健全な状態でいたいものです。

昔、友達にバイトに誘われて、そいつの友達のお父さんが専務を務める会社でしばらく一緒に働いていたのですが、その会社は消防設備を販売・施工しており、いえ、消火器を売りつけたりするのではないでですよ、故障なんかがあると修理に行くわけです。
ある時、社員の上司に言われて友達と2人で「○○病院」に行くように言われ、地図と修理の内容が書かれたコピーを受け取りました。その日はそこ1件だけでいい、と言われていましたので「ラッキー♪」とばかりに余裕をぶっかましてドライブ気分で向かいました。そうしましたら、地図にしたがって進むにつれどんどん山のほうに入って行くではないですか。
「なーんか、あやしくね?」と話しをしながらついに森を抜けますと、まぁ、廃墟の一歩手前というような建物が現れました。「これ、病院って書いてあるけどほんとかよ?」と言いつつ、玄関を探しましたが、玄関らしきところがありません。が、病棟の真ん中に小さな鉄のドアがあり、インターフォンがついていました。
「ピンポーン・・・はい、どちら様ですか?」
「こんにちは、○○の○○と申します。」
と言いましたら、「ちょっと待っててね」と声がして、インターフォンが切れました。待っても出てこないので周囲を見渡してみますと、どう見ても病院に見えないし、だいいち建物にも病院と書いてないんです。なんだこりゃ?

しばらくすると、鍵が開いて鉄の扉から白衣の太ったおばさんが出てきました。そのおば・・・いや、医者らしき人は、真っ赤な縁のめがねをかけていて、前髪をまっすぐに切りそろえためちゃくちゃ変な人でした。「はい、どうぞ。」と、通されて中に入ろうとすると、「玄関で靴を脱いでください。」と言われましたので、スリッパに履き替えて中に入ろうとして・・・そこで見たものは・・・なんと、入るまで知らなかったのですが、正真正銘の精神病院でした。精神科じゃないですよ、精神病院です。そして中には、抜け殻のようになったたくさんの患者達が、座ったり歩いたりして虚ろな目でこちらを見ています。

「あの・・・故障したのはどこですか?」と聞きましたら、さらに奥に通されまして、そこには厚さ10センチはあろうかというような巨大な鉄の扉で仕切られた個室(というより独房)がありました。その内部の様子は今でも鮮明に覚えているのですが、中にはトイレしかなく、窓は頭の高さに一つだけついています。そして・・・壁も天井も、そして床も、白い下地が見えなくなるほどの落書きで埋め尽くされていました。女性器や男性器などの定番落書きではなく、おそらく詩のような、きちんとした字の文章が大半なので、よけい恐怖を煽るんですよ。ものすごく怖かったのですが、脚立を持ってきて窓に上がり、2人で窓を調べますと、ものすごい力でねじ曲げられたと思われる鉄格子の手前で、アルミの防火ダンパーが見事にちぎれていました。凍り付いた顔のまま、焦る気持ちでえっちらおっちら直しまして、いざ降りようとすると、今度は夢遊病のような患者がよだれを垂らしながらわたしたちのスリッパを履いて向こうに行くではないですか。その瞬間「オーマイガー!」本当に絶叫しそうになりました。結局、あまりにも恐ろしく変形していたため、修理はできず、その窓は封鎖するということで話はまとまり、わたしたちはその病院を後にしたのです。
あの鉄の扉・・・あのゆがんだ鉄格子・・・まるで映画を見るような貴重なシーンでした。

なんか話しが飛躍してしまいましたが、自分がかろうじて生きていて、健全な心を持っていることには本当に常々感謝しています。病気にならなきゃわからない、なんていうことがありますが、わたしは毎朝起きたとき「あー、今日も気持ちのいい朝だ。1日がんばるぞ!」なんて言いながら感謝しています。最近はムカつくことも多いので、疲れちゃったりもしますけどね。

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2004/11/05

冷血国民;

イラクで人質になっていた24才の日本人男性が、遺体で発見されました。この事件については国内でものすごい論議になっているようで、またもや「自己責任」「税金の無駄遣い」などと強烈な意見続出です。

どうしても気になっていたので、Googleで検索してみましたら、まだ消息がわかっていなかった段階でBlogにこういう書き込みがありました。「○○のおかげで××のゲームソフトが発売延期になった、みんなあいつのせいだ、イラクで△△(あまりにもむごい表現で引用不可能)されて殺されなかったら帰ってきたときに自分たちで首をはねてやる」というような趣旨の内容です。このコメントへの書き込みはやはり批判的なものが多く、「削除したほうが良いのでは」「これはもはや毒舌の域を超えている」などと書いてあり、おそらく他に読んだ人たちもその表現のひどさにビックリしたのでしょう。
当然いろんな意見があるでしょうし、批判的な意見もよく理解できるのですが、大衆のセンチメントは一度危険な方向に傾くと容易に常識を逸脱することがあり、今回もそのような傾向があったと思っています。まず、
・自分で選んで危険な場所へ行ったのだから、殺されても仕方がない
・一人の身勝手のために、多くの人たちを危険にさらし、また税金を使った
・制止を振り切っていったのは、単に無謀な行動であった
などという事実は、事実として確かにそう思います。しかし、「無謀なことをしたんだから死んでしまえ」という種類の発言、また「税金の無駄遣い、使った分だけ自己負担にせよ」という意見については、これはもう狂気の沙汰としか思えません。個人の意見の相違だとも思えません。無謀なことをしたら、同じ日本人が海外で残虐に殺されてもいいのですか?「彼は愚かだった、しかし、同じ日本人、同胞を殺したテロリストは断じて許せん!」という世論が高まるなら理解できるのですが。。。愚かなこと(悪事を働く人間はこの限りではない。じゃないと、下のコラムと矛盾してしまうので)をした人間がみんな死んでしまってよし、ってことになったら、日本の社会は成り立たないじゃないですか。みんな他人のことには冷たすぎますよ。

それから、「税金泥棒、金返せ」については、まだ人質になっていた人に対していうことではないでしょうし、世の中に税金泥棒と言える人種がたくさんいるのに、自分たちのことを棚に上げて若気の至りで死に至った一人の若者に言うことではないでしょう。私に言わせれば、他人に迷惑をかけても何とも思わない人間が他人のことを言う資格は、はっきり言ってないと思います。いいですか?いまやGDPの10パーセントがアングラマネーなんです。税金なんて払っていないんです。あなたの近所に住んでいて、いつもきれいな身なりをしており、ベンツやフェラーリに乗っていて成功者だと見なされる紳士はもしかすると申告できない違法な裏金をたくさん持っているのです。また、国民健康保険や年金についても、払わなければならないけど払っていない、単なる国民のお荷物となっている人もたくさんいます。わずか2000円ほどしか持たずに、世界で一番危険な地域に足を踏み入れてしまい、運悪く最悪の結末を迎えてしまった、無知で哀れな同国人のことを「金の無駄遣い」と言ってさらしものにするのはやめましょうよ。ましてや、大切な子供を亡くして悲嘆に暮れる家族に払わせろ、なんて鬼です!

できれば、生きて帰ってきて「なぜ忠告を無視し、よく調べもせずにイラクに入ったのか。目的は何だったのか。」を本人の口から聞きたかったです。もし彼が自分のしたことで辱めを受けるとすれば、生きてそうするべきだったでしょう。そしてもちろん、生きて帰ってきたのであれば一生かけても救出費用を払わせよ、ということも言えたはずです。本当に、本当に残念です。

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2004/11/02

儲かってしかたありません!

この不況下、儲かって仕方ないのでどうしよう?なーんて冗談でも言える人にはそうめったにお目にかかりませんが、先日ある人から「誰か休眠会社を売ってくれないかな」と聞きましたので、「なんでいるんですか?」と尋ねましたら、「知り合いが最近儲かって仕方ないから節税対策に会社を買うと言ってるらしい」とのこと。節税対策で会社を買って何とかなるものならみんなやってるだろう、という言葉は飲み込んで、「本当にいるんですか?本当に買うなら探しますよ」と返事しました。「ほしい」と言うことですので、さっそく知り合いに相談すると、「あ、ちょうどよかった。顧問先から1社出物をもらったばかりで、借金ゼロ、設立したばかりの上物なんだけど、好きに使ってくれていいよ」というありがたいお言葉。「むはは、オレの知り合いも役に立つもんだ」と思いながら、さっそく現在事項証明書をFAXしてもらって、相談してきた人に渡しました。すると、その場で知り合いに電話。「もしもし、ああ、ありましたけどどうします?え?なに?・・・んー、そういうことだったら無理じゃないの?やめたほうがいいよ」なんて話しを進め、結局「あー、ごめんごめん、やっぱりいらないわ。いい加減な話しだったから断った」と言うのです。読まれた方は当然わかると思いますが、「会社を売ってくれ」という話しを相談して、オファーが来たと思ったら「やっぱりキャンセル。ご苦労さん」なんて話が世間で通用するはずはありません。思わず「えぇ?そんなこと言われても今更困りますよ、与太話を持ち込んだように思われたら信用なくします」と言いますと、「いやーけど、しかたないし」と、すっかりやる気がなくなった様子でとりつく島もない。そこで100歩譲って、考えを巡らし、オファーをくれた人に断りの電話を入れました。「すみません。。。本当に申し訳ない。。。」
案の定、「確証もないのにいい加減な話を持ってくるのであれば、二度と電話してくるな」と猛烈に怒られました。そりゃ誰だって怒るわな。その後、事情をよく聞きましたら、大手メーカーを退職して商社を経営しているらしいその方、いきなり儲かりすぎて大あわて、節税対策なんてしていないものですから、今期の決算でごっそり法人税を取られることは間違いなく、なんとかして利益をプールしておこうと相談を持ちかけたようなのです。確かに、創業後すぐに想像以上の利益があがってしまうと、いきなり役員報酬をどかんと上げるわけにもいきませんし、あわてる気持ちもわかります。しかし、最初に相談した税理士が「なんでもいいから休眠会社を買い取って、その会社との間で架空売上のキャッチボールをでっち上げたら大丈夫、それと経費を水増しするから、これも架空の領収書をかき集めろ」と言ったらしく、それをまともに受け止めて実行しようとしていたという情けなさ。なんでも、売上がすごいのか「国税にやられるかもしれない」などとも言っているそうで。税務署だってプロです。利益が上がる前から節税のストーリーを作るならまだしも、すでに利益が出てから急に休眠会社を買い取って架空経理なんてしたら、100発100中バレるに決まってるじゃないですか。いったい何を考えてアフォな計画を立てたんだとバカにしてやりたくなったのですが、アドバイスをしているという税理士もどんなやつなのか、顔を見てみたいもんだと思っております。儲かって仕方ないので節税したい、と安易に考えておられる、うらやましい限りのみなさん、節税するなら日頃からこつこつと、まずはできる限り合法的にやってください。でないと、節税するどころか追徴課税にブタ箱行きというバラ色の人生を味わうこと間違いなしですよ。

ちなみにですね、心優しい私はそこで冷たく見放すわけではなく、他にもかなり良い手段を持っております。ついては、できる限り協力すると言ってあげました。それに耳を傾けてくれるなら、ブタ箱行きを免れ、おそらくは相当な利益を享受するはずですが、もうおわかりのとおりホームラン級のバカのようですから、満塁ホームラン級のボケ税理士にころっとだまされるのがオチかという気がいたします。。それにしても、いまや一介のサラリーマンなのにこんなことばかり相談されるわたしっていったい・・・。裏相談でも気前よく世話してあげるから「インテリやくざ」なんて言われちゃったりするんですよ。こんなにも人に優しいのにね。

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