|

2004/06/11

ホステスに学ぶ

オンナぐせが悪いことはすでに書きましたが、わたしのつきあうコはホステスかホステス出身の女の子が非常に多いです。でもよく誤解されるのですがクラブやラウンジはあまり好きではなく、どちらかというとバーで男同士でわーっと盛り上がるほうが好きなんですね。いえ、男が好きなのでは決してないんですよ。今一番お気に入りの、第一夫人(本命)の女の子は六本木の「Aかね」という超有名店で知り合いました。一度行った店に女の子目当てにもう一度行ったのは後にも先にもその店だけです。その子は当時18才で、1秒で一目惚れしてしまったのです。最初の一言目で「結婚するならおまえがいい」って言ったら「うん、いいよ」って言われました。で、その週末に渋谷のハチ公前で待ち合わせて(恥;)映画を見に行ったりしちゃっただけではなく、関西人のわたしに会いにきてくれて、そのまま一緒に住むことに。彼女は一時期体を壊したので東京に戻ったのですが、足かけ4年のつきあいにも、愛はますます深まり・・・いや、そんな話ではありませんでしたね。飲み屋がいかに人の本性をさらすかってことです。

なんでそういえるかというと、ホステスとつきあっていると店の客の話をさんざん聞くことになります。そして、男というものがオンナにどう思われているのかという、ありとあらゆるパターンを学ぶことができるのです。もう、この何年かで「こういう男には絶対なっちゃだめよ。」「オンナは男のこういうところに惚れるのよ。」と、なんど聞かされたかわかりません。最悪だと思うのは、ホステスをくどく男の話が全てわたしには筒抜けですから、なんだか自分も見透かされている気分になって居心地が悪いことが多いです。「しつこい」「すぐエッチできると思うな!」「ねちっこい」「メールが多くてウザい」「服のセンスが悪い」「鼻をグスグスいわせるクセがキモイ」「金があるのに結婚が遅い男はだいたいアクが強すぎるか変態かクセがあってやだ」などなど、結構キツくなない???まぁ、実は浮気しまくっているのにそれを隠すために隠蔽工作としてわたしにそういっているのかもしれませんが、それにしても口説かれる方のホステスは必死でくどく男に必死で抵抗し、相当冷静に見ています。一番きつかったのは「だれがあんなオヤジたちの彼女にならなきゃいけないんだっつーの。バーカバーカ」だそうです。トホホ。

「奥さんも子供もいて、お金はない、実力ない、甲斐性もない、で、なんで20才前後の若い女の子と簡単につきあえると思うわけ?」という言葉には激しく賛同したものですが。同じ男として、みなさん、お気に入りのホステスが自分に気があると勘違いする前に、彼女たちが若くてアホそうに見えていても一応プロであることを忘れないようにしましょう。プレゼントを喜んでくれて、一緒にご飯を食べに行ってくれるとウキウキしているとき、ホステスが言っているかもしれない会話を想像してみましょう。「○○さんさぁ、かなり引っ張ったからやっとなんか買ってくれそうだよ。しつこくてめちゃめちゃウザいんだけどさ。」なーんつって。ねぇ?

あ、それから、よーーーく考えてみると誰にでもわかる「ホステスの本音」をあえて書いてみます。「多くのホステスは、店に飲みに来るような男は恋愛対象としてはイヤ」なのです。もちろん、店の客としてひっぱるのは重要ですが、本当に好きになったオトコに、店には来てほしくないんですよ。つまり、あなたがホステスを気に入り、自分の彼女にしたいとしましょう。なのにいつまでも同伴などで店に行かなければならないとしたら、女の子にはその気がないってことですね。だってあたりまえです。あっちこっち飲み歩いてホステスを口説くようなオトコとまともにつきあえますか?その場しのぎの金づるではなく、恋愛という観点から考えると、ホステス稼業で一生やっていくコ以外は飲み屋好きのオトコはいやがるもんですよ。今まで4人のクラブホステスとつきあってきましたが、4人ともそれぞれの店には1回しか行っていません。飲み屋のママ、役に立たない客でごめんなさい!

→Homeへ戻る