バブルって、あんたのこと
バブル崩壊という言葉、最近になってようやく死語になりつつありますが、当然といっちゃぁ当然、んな20年も前のことを持ち出されては成長もなにもあったもんじゃないですね。ところが、バブル当時20代半ばから上の年代だった人たちは、いまもってバブルを思いっきりひきずっています。そりゃそうでしょう、20代にして経費の札束を持ってクラブに繰り出し、無駄遣いをしまくったあげく中年以降の今になって景気の波をもろかぶり(笑;まぁ、確かに時代が時代でしたから被害者であったことは間違いないのですが、それにしても、飲んでいるときなんかに「いやぁ、僕たちバブルの時代にはねぇ」、なんて言われると次の一言は「今はもうだめだよ」って事になってしまうのが予測できてしまい、一気にしらけること請け合います。
よく出てくるのが「札束を立てて見せた(ただのバカ)」「ねえちゃんたちを10人ぐらい引き連れて帰った(たぶん4~5人鯖読んでる)」「ホテルのスイートで連夜パーティー(家庭生活破綻間違いなし)」などなど、バブルに微妙にかぶってはいるものの当時の贅沢な生活を知らないわたしたちには宇宙の彼方で起きた出来事にしか思えません。バブルに飲み込まれて贅沢の限りを尽くし、今苦労しておられるおじさまたちに告ぐ。まずはバブルって言葉を忘れて、まじめに働くことが一番ってことを思い出してください。バブル崩壊は橋本龍太郎だけの責任じゃありません、あんたらが働かなくなったからだっての!
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