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2004/03/26

なんでおまえがコソコソするか?

うちの会社の困ったおっちゃんのことは前に書きましたが、このおっちゃん、仕事ができないだけではなく、業務の妨げになることを平気ですることが得意技です。おっちゃんは、自分のお客さん(といっても営業なのに営業にほとんど行かないから客がいない・・・)には、なんでも「できますできます」という困った人ですが、常々顧客対応に祝祭日も誰か出社させようという無謀なことを提唱していた人物でもありました。そんなある祭日の日に、会社支給の携帯をもっているサポートの女の子のところにお客さんからの電話が入って困っているという連絡が、会社の別の人のところに入りました。で、休み明けに会社に行くと、電話がかかったら自動的にその携帯電話に転送されるように設定してありました。それに気付かなかったため、会社では「いったいどうしてこうなってるんだ!?」とみんなで大騒ぎ。もうおわかりでしょう、おっちゃんは、休みの日にも対応するとお客さんに約束してしまったため、仕方なくほかの人間に電話を受けさせようとしたのです。当然ながら、「誰がこんなコトした?」という騒ぎも素知らぬ顔で黙りを決め込み、かえってみんなの反感を買いまくりだったことは言うまでもありません。しっかし、50も半ばにいったおじさんが、電話の転送を黙って設定して大騒ぎを引き起こすなんて・・・。おいちゃん、いっとくけど、アンタが悪いんだよ、わかってるよね?

ついでに、このおっさんは人生まるごとアクがある、みたいな嫌われ者で、他の機会につらつら書くのも腹が立って仕方ないので、この際エピソードを書き連ねたいと思います。まず、実力がなく気がちっちゃいのに、態度がでかい!そして口の利きかたがとても横柄なのです。一見紳士風ですが、とても粗野で失礼な性格、それがまた神経に触ります。たとえば、同年代の同僚に向かって敬語なんて使いません。「おぉ、そうやな。ちゃうんやろ?」とか隣の同僚(年は同じぐらい)にしゃべっているところなど、聞きようによってはただのヤカラ。女の子のことは平気で「○○ちゃん」(名字で呼ばない)と呼び、うちの会社の風土に合わない合わない。失礼極まりない会話をしていることに自分では全く気づかないからしょうがない。おっちゃん、営業部長の肩書きがついているのに、決算書の読み方、用語の意味が全くわからないどころか、「決算」という言葉の意味さえほとんどわかっていないんです。そういえば、名刺の下に以前は「アシスタント○○」と女の子の名前を入れていたのに、今では外されていましたっけ。そりゃあたりまえだよ、仕事が全くないんだからアシスタントなんていらないだろ。そう、おっちゃんにはもう2年ぐらい仕事がありません。暇、ではないんですね。仕事が0=ゼロなんです。で、朝の9時から夕方5時までなにをしているかというと、昼飯以外はずーーーっとインターネットで遊んでます。それはそれはもう、すごい集中力なので、パソコンは唯一の同僚といっていいぐらいでしょう。そんなにインターネットで遊んでなに調べるのさ?
おっちゃん、やることがないからたまに疲れるんでしょうが、朝一から「ふぅ~・・・」「はぁ~・・・」とため息をついたり、「えぇぇ、うぉぉぉ」とわけのわからないうめき声を出したり、いきなりケタケタ笑い出したり(精神が病んでいるわけではなく、単に変わってるだけみたい)するんです。こちらがおかしくなりそうです。おっちゃん、頭がハゲしくハゲており、その原因でもあるであろう、すごく小心者なんだけどなにもしないで会社で生き残っていくという、ある意味特殊能力を持っているみたいなんですね。退職するまでいた大企業でもやっぱり同じように嫌われながら、だれよりも長く勤め上げたと言います。おっちゃん、仕事ができないサラリーマンの典型的ってパターンの例に漏れず、ケイタイメールやPDAが大好きです。なんと、「今日は休みます」っていう連絡を会社の人間のケイタイに連絡してくる強烈なバカです。人間という言葉の質を下げないためにも、お願いです、こんな人間を会社から削除してください!・・・もう、たくさんエピソードがありすぎるんですが、書いていていちいちむかつくんで、このへんにしときます。

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2004/03/10

その手をはなさないで

朝のラッシュアワーの急いでいるときほど、その人の人格がバレバレになることってありますよね。でも、悪意はなくても何も考えていないってのも考えものです。わたしは幸いにも始発駅から乗れるのと、会社まで10分ほどしかないので、たいがいは座っていれば到着ですが、たまに混んでいるときもあります。
そんなある日の朝、後ろに立っているヤツが悪かった。つり革を持とうと人の頭の上に手を伸ばしてきて、つり革を持つ腕がわたしの頭にずっと触れているんです(あー気持ちわりぃ)。ヘアスタイルが乱れるだろーが!悪意はないかもしれませんが、自分が人に不快感を与えている事に気付かないのは、別の意味で犯罪行為かもしれません。そしてヤツは、降りる時にもすぐ手を放さず、わざわざつり革を握ったまま出口に向かったかと思うと、いきなり放しやがったのです。おかげで、勢いのついたつり革爆弾がわたしの頭に「カッツーン」とヒット。正直、殺してやりたくなりました。チン。

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2004/03/03

「具体的に言うと」と言うやつに具体的な話はなし

うちの会社には、某大手通信企業を定年で退職し、天下り感覚でやってきた本当に役に立たないおじさんがいます。前職ではなにもしなくて年収千ン百万が保証され、年間の休日は山ほどあり、ほっといても部下が売上げを上げてくれる、そんな会社でした。で、きっと同じ感覚で入ってきたんでしょう。よく言われることですが、「看板を外すとなにもない」。これ、本当にどこまでいっても真実です。おじさん、入社時はものすごい気合いが入っていて、名刺にもいっちょこまえに「アシスタント○○」と入れさせたほど。でも、可哀想に1ヶ月もたたないうちに化けの皮がはがれ、事務の女の子にまで「役立たず」と認められるほどに。

そんなおじさんの口癖の一つ(こういう人物はクセが目立つ人が多い)は「具体的に言うと・・・」、その発展系の「実際の話・・・」。でも具体的な話を全く理解していないものだから、いつまでたっても具体的な話が出ないんですよね。だから、「あのなぁ、具体的にはねぇ、ポンポンポンと勢いよーやるんだよ、実際の話。そんなチンタラチンタラやってたらだめだよ、実際の話。具体的には、アサインしないとだめだよ、アサインが必要だよ。」同じことは「正直に言うと」とか「ぜんぶぶっちゃけていいますと」「ここだけのはなし」と言うヤツに限って絶対に正直ではなく、かなり嘘が多いことにも当てはまるでしょう。わたしの解釈では、必ず前置きを言う人間というのは、たとえば「具体的に言うと」を必ず前置きに持ってくる人間は、具体的な話であるという自信があまりないことを自分でもわかっているからこそ、「具体的に言ってるんだぞ、ほんとだぞぉ」と主張するのでしょう。そんなわけで、えー、はっきりいいましょう。今の不況は小泉内閣のせいなんかじゃありません。アンタが働かないからだ!

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